頭痛と骨盤の関係とは、

天気が悪くなると頭痛に悩まされる「天気痛」持ちの人は、日本人の約6割が自覚があり、女性は約8割が天気痛持ちだとのことです。

そのうち5人に1人は学校・仕事を休むなど生活に支障があるとのことで、頭痛だからといって放っておける問題ではなくなってきます。

その前に、そもそもなぜ天気が悪いと頭痛になるのでしょうか?

目次

頭痛の原因は、「副鼻腔」と「脳の血流」

副鼻腔とは鼻の穴の周りにある4つの空洞のことであり、通常空気で満たされています。そのため気圧が変化すると、副鼻腔圧のバランスが崩れ、炎症や痛みを引き起こすのです。

ちなみにどの空洞が影響を受けるかによって、痛みの場所や種類(額の痛み、目の奥の痛み、頭の前後に広がるような頭痛など)が異なります。そして起きやすい症状は頭の構造によって異なるため、個人差があります。

次に脳の血流です。血液は神経細胞に対して高い毒性を持っています。そのため脳には血液を分離させる仕組みが備わっています。

実際、脳と毛細血管の境目には血液脳関門と呼ばれる障壁があります。血液脳関門があるおかげで、脳感染症を引き起こす毒素や病原体を通さずに、重要な栄養素だけを吸収できるのです。

同様に、脳には血液汚染から身を守る別のセンサーも備わっています。血管が広がり過ぎると活性化する受容体があり「痛みを与える」ことで私たちに血管の異常事態を報告します。

つまり気圧の変化で、血管が拡張すると脳を守る警告システムが働き、頭痛を起こします。

頭痛の対処方法

頭痛の種類によって、対処方法が違います。

例えばズキンズキンとする「片頭痛」の場合は冷やす。

ギューッと締め付けられる「緊張型頭痛」の場合は温める。と楽になります。

頭痛を予防する方法

もちろん頭痛にはいろいろな要因が考えられます。例えば、自律神経やホルモンの問題、ストレス等複数あります。

その中でも上記に記載した「脳の血流」の問題、これは日頃

不良姿勢で骨盤の歪みのある人や運動不足等で血流の悪い方は、下半身に循環しない毒素の多い血液が溜まっています。

この毒素の多い血液が、気圧の変化等で血管が拡張され脳に流され頭痛を起こすということです。

ですので、「天気痛」や「頭痛」を普段お持ちの方は、下半身の血流を悪くしないように、

日頃から「骨盤のケア」や「ウオーキング」を意識して行ってください。

そうすると、天気やいつ頭痛が起こるかの不安な日々を過ごさなくてもいい日が訪れるかもしれません。

改善しない方は、➡頭痛